【スパム対策のためのスパムメールについての知識】

 スパム対策を立てる前に、まずスパムメールについて知っておきましょう。スパムメー
ル(迷惑メール)とは、その内容に関りなく多数の受信者に対して一方的に送りつけられ
るメッセージのことをいいます。
 一般的にスパムメールとされるものには、一方的に送りつけられる宣伝メールや、受信
者にとっては不必要な大量送信メール(バルクメール)などがあります。また、内容とは
無関係のニュースグループまたはメーリングリストあてに大量送信されるものもあります。
 ウェブサイトによっては、サイト上で取得したユーザーのメールアドレスをスパムメー
ルの送信者に売ることがあるかもしれません。実際、スパムメール送信者がメールアドレ
スを収集するためにウェブサイトを立ち上げているケースもあります。
 スパムメール送信者たちは通常、それらのウェブサイトからメールアドレスのリストを
購入します。彼らは、多数の異なるメッセージ(大半は偽りの内容)を可能な限りのあて
先に送信しますが、受信メールを1件ずつ追跡し、送信者を限定するのは困難です。  送信者たちは、自分たちの製品やサービスを誰かが購入することを期待して一方的にE
メールを送りつけます。これは、自宅の郵便受けに届くダイレクトメールと同じ概念です。
メールの送信にはコストがほとんどかからないため、たとえ彼らの製品を実際に購入する
人がごく少数であっても、何百万通ものメールを送信することが可能なのです。
【ユーザーが心得るべきスパム対策】

 スパム対策として、一方的に送られてくる覚えのないメールに対し、ユーザーは決して
返信をしてはいけません。返信することは自分のメールアドレスが有効であることを明ら
かにし、より多くのスパムメールに対して門戸を開放することになります。
 また、自分の個人情報(クレジットカード番号、パスワードなど)を決してメールで送
らないでください。スパムメールの送信者たちは信用度の高いサイトの書式を偽造したり、
有名なサイトやプロバイダーの名前を勝手に名乗ってメールへの返信を要求することがあ
ります。しかし、そうしたところからユーザーのパスワードやクレジットカード番号をメ
ールで送信するように依頼することは一切ありません。
 スパムメールのタイトルやメッセージ文のなかに「削除する」や「購読しない」を選択
し、返信するように、という指示があっても、それが信用されているサイトから送信され
たものであると確認できない限り、決して従わないでください。これはユーザーの反応を
得るための巧妙な手口です。スパムメールの送信者たちは、購読をストップさせるどころ
か、そのアドレスが有効であることを知り、利用したり、売るチャンスを得るのです。

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